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「不審」の意味と使い方や例文!「不信」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
不審

【読み方】
ふしん

【意味】
①疑わしく思うこと。疑わしく思えること。また、そのさま。
②嫌疑を受けること。

【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「審」は「物事を詳しく調べて明らかにする。はっきりとよしあしを見分ける。」

【類義語】
疑惑、疑念、疑問

【対義語】
悠然、堂々

不審(ふしん)の使い方

健太
あそこに不審な荷物があるんだけど。
ともこ
不審な荷物を見かけたら駅員に知らせるようにって書いてあるわよ。
健太
爆発物だったら困るからすぐに知らせよう。
ともこ
その方が良いわね。

不審(ふしん)の例文

  1. 荒っぽい金遣いを不審に思う。
  2. 不審な点の多い供述でした。
  3. よそ者に不審の目を向ける。
  4. 警察が挙動不審な人間に声をかける。
  5. 不審な男が門の前をうろついています。

「不審」と「不信」の違いは?

不審」に似ている語に「不信(ふしん)」があります。

不信」は、
①信じないこと。信用できないこと。
②誠実でないこと。偽りの多いこと。不実。
③信仰心がないこと。不信心。

という意味です。

不審」は、疑わしいことをいいます。

対して「不信」は、物事や人を信じられないことをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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