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「人情」の意味と使い方や例文!「人情深い」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
人情

【読み方】
にんじょう

【意味】
①人間の自然な心の動き。人間のありのままの情感。
②人としての情け。他人への思いやり。

【語源・由来】
「情」は「なさけ。まごころ。思いやり。」

【類義語】
義理、温情

【対義語】
冷たい、澆薄、不人情、突き放す

人情(にんじょう)の使い方

ともこ
健太くん。迷子の子を交番に連れて行ってあげたんですって?偉いわね。
健太
泣いている子がいれば、声をかけて助けるのが人情ってもんでしょう。
ともこ
こういう世の中だから、下手に声をかけると、泣かした犯人にされたり、誘拐犯だと勘違いされたりするじゃない。
健太
世知辛い世の中だね。

人情(にんじょう)の例文

  1. 健太くんは人情の厚い人です。
  2. 隠されると知りたくなるのが人情だ。
  3. 義理と人情の板挟みになる。
  4. どうも私は義理人情に弱い。
  5. ともこちゃんは、人情の機微が分かる。

「人情深い」とは?

人情」を用いた語の一つに「人情深い(にんじょうぶかい)」があります。

人情深い」とは、他人の痛みを、自分のことのように心配する思いやりある人という意味です。

【例文】

  1. 江戸っ子は言葉遣いは荒いが、人情深いイメージだ。
  2. ドラマの影響で、大岡越前は人情深い町奉行として知られている。
  3. 怒ると怖いが、人情深いいい人だった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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