【二字熟語】
怒号
【読み方】
どごう
【意味】
①怒って、大声でどなること。また、その声。
②風や波が荒れて激しい音をたてること。
【語源・由来】
「怒」は「いかる。」
「号」は「大声をあげる。」
【類義語】
叫び声、絶叫
怒号(どごう)の使い方
あの会社の株主総会は、怒号が乱れ飛んだらしいね。
経営陣の無能っぷりのせいで経営が悪化したからね。
全員退陣かな。
そうなりそうね。
怒号(どごう)の例文
- 議場が野次と怒号につつまれる。
- ともこちゃんの演説は怒号でかき消された。
- 観衆の間から怒号が起きた。
- 隣の部屋では怒号が飛び交ってた。
- 荒海が怒号する。
「怒号」と「怒声」「罵声」の違いは?
「怒号」を用いた語の一つに「怒声(どせい)」「罵声(ばせい)」があります。
「怒号」と「怒声」の違いは?
「怒声」は、「怒って発する大声。怒ってどなる声。」という意味です。
「怒号」は、怒ってどなることをいうので、「怒声」と「怒号」は同じ意味です。
しかし「怒号」には、風・波の激しく荒れ狂う音という意味がある点が違います。
「怒号」と「罵声」の違いは?
「罵声」は、口ぎたなくののしる声という意味です。
対して「怒号」は、怒ってどなることをいいます。
「罵声」も「怒号」も異を唱える点は同じですが、「怒号」には、ののしるという意味がないので、「罵声」とは意味が違います。