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「貴重」の意味と使い方や例文!「希少」との違いは?(類義語・対義語)

貴重の読み方・意味とは?(類義語・対義語)

意味

【二字熟語】
貴重

【読み方】
きちょう

【意味】
①とうとびおもんじること。非常に大切にすること。
②非常に大切なさま。得がたいものであるさま。

二字熟語の博士
「貴重(きちょう)」は、非常に大切で価値があることや得がたいことを表し、「貴重な体験」のように使う言葉だよ。
助手ねこ
オラ、めったにできない経験や、大切にしている思い出も「貴重」と言えるんだと分かったニャ。

【語源・由来】
「貴」は「価値・身分が高い。」
「重」は「大切にする。おもんじる。」

【類義語】
得難い

【対義語】
意味によって「ありふれた」「さほど重要でない」などが反対の表現となりますが、共通する一語の対義語が定まっているわけではありません。

貴重(きちょう)の解説

カンタン!解説
解説

「貴重(きちょう)」は、非常に大切で価値があること、または得がたいことを表す言葉だよ。

例えば「貴重な資料」は、価値が高く大切に保管すべき資料のこと。「貴重な体験」は、なかなかできない、価値のある体験を指すんだ。

また、「貴重な時間を割く」といえば、大切な時間を使うことだよ。必ずしも高価なものや珍しいものだけに使うわけではないんだ。

「貴重する」という形で「尊び重んじる」を表す古い用法もあるけれど、現代では「貴重な~」という形で使うことが多いよ。

貴重(きちょう)の使い方

健太
ともこちゃん、昨日は図書館で古い資料を見せてもらったんだ。
ともこ
貴重な資料を直接見ることができたの?
健太
うん! 保存の工夫についても教えてもらえて、勉強になったよ。
ともこ
それは貴重な体験だったわね!

貴重(きちょう)の例文

例文
  1. 貴重な品を見せていただいてありがとうございました。
  2. 今日は貴重な体験をすることができました。
  3. 安全に飲める水は貴重な資源なので、大切に使いましょう。
  4. 歴史的に貴重なコレクションの一部が、今回初めて公開される。
  5. 貴重なご意見をありがとうございます。

貴重の文学作品などの用例

  1. ・・・以上実例を列挙して、貴重なる閣下の時間を浪費おさせ申そうとは致し・・・ 芥川竜之介「二つの手紙」

  2. ・・・垢の金具、高蒔絵の、貴重な仏壇の修復をするのに、家に預ってあった・・・ 泉鏡花「瓜の涙」

  3. ・・・たとえば貴重なる香水の薫の一滴の散るように、洗えば洗うほど流せば・・・ 泉鏡花「伯爵の釵」

「貴重」と「希少」の違いを解説

「貴重」に似ている語に「希少(きしょう)」があります。

「希少」は、「少なくて珍しいこと。きわめてまれなこと。また、そのさま。」という意味です。

「貴重」と「希少」は、似ている場面で使われることもありますが、注目する点が異なります。

「貴重」は、非常に大切で、価値が高いことを表します。「貴重な経験」「貴重な時間」のように、必ずしも数の少なさを問題にしない場合もあります。

一方、「希少」は、数が少なく、めったに見られないことを表します。希少なものが貴重な場合もありますが、「希少」という語だけで高い価値があると断定することはできません。

二字熟語の博士
「貴重」は大切さや価値に注目し、「希少」は数が少なく珍しいことに注目する言葉だよ。
助手ねこ
オラ、珍しいことと大切であることは同じではないんだと分かったニャ。
ABOUT US
北澤篤史漢字熟語・二字熟語の専門家
漢字熟語・二字熟語の意味や使い分けを研究・解説する専門家。ことわざ学会理事、2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
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