胸襟の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
胸襟
【読み方】
きょうきん
【意味】
胸のうち。心の中。
ほぉ〜、それはつまり、人の心の奥深くや、本当の気持ちみたいなもんを言うんやな。
自分の中の思いや、感じることを指してるわけやな。
【類義語】
胸中、胸懐、胸裏、胸臆、胸間、胸三寸、意中、念頭
胸襟(きょうきん)の解説
カンタン!解説
「胸襟」という言葉は、人の胸の中、つまり心の中を表す言葉なんだよ。
例えば、「胸襟秀麗」という表現は、その人の心が清らかで美しい、または高潔であることを示しているんだ。ここでの「秀麗」とは、美しさや優れた点を表す言葉で、心が純粋で美しいことを強調しているんだよ。
また、「しかし楓江を知る者は皆その胸襟の歴落たるを喜び、目するに奇士を以てしたという」〈下谷叢話・永井荷風〉では、楓江という人物を知っている人たちは、彼の心がどれだけ純粋で真っ直ぐであるかを知っていて、それを見て喜んでいるという意味だよ。「歴落たる」とは、古典文学の中で使われる言葉で、気高く清らかな心を持っているということを意味する。そのような人物を「奇士」と呼ぶことで、彼がただの一般人ではなく、特別な存在であることが強調されているんだ。
だから、「胸襟」という言葉は、人の心の中や気持ちを示すときに使う表現なんだね。
胸襟(きょうきん)の使い方
人見知りな僕が、胸襟を開いて話すことができるのはともこちゃんだけだよ。
他の子にも胸襟を開いてみればいいのに。
胸襟を開いて否定されたら、僕は生きる気力を失くしてしまうよ。
そんなに難しく考えないで、合わなかったと思って付き合いをやめればいいだけの話よ。
胸襟(きょうきん)の例文
- 人が少ないところで胸襟を開いて話しましょう。
- 胸襟を開き語り合う様子は、旧知の仲に見えました。
- 家族にも胸襟を開くことはできなかった。
- 人の上に立つものは、簡単に胸襟を開いてはいけない。
- 健太くんは胸襟を開き、すべてをさらけ出した。
「胸襟を開く」とは?
「胸襟」を用いた表現の一つに「胸襟を開く(きょうきんをひらく)」があります。
「胸襟を開く」とは、心中を打ち明けるという意味です。
「胸襟を開く」という言葉は、自分の心の中の本当の気持ちや考えを他人に正直に話すことを表しているんだ。
隠していた感情や考えを隠さずに打ち明けるという意味だね。
あー、わかるわかる。それは、自分のこころの中身を全部さらけ出すことやな。つまり、「これが本当の俺や!」って感じで、隠し事せずに全部話すことやね。
友達に秘密とか、気持ちとかを正直に話す時に使うんやな。まるで胸のボタンを全部はずして、中身を見せるみたいなもんやろ。
【例文】
- 健太くんと、一晩中胸襟を開いて語り合った。
- 彼とは一度、胸襟を開いてじっくり話し合ってみてはどうだろう。
人々が自分の気持ちや考えを表現するときに、この言葉を使うことがあるんだ。