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「策士」の意味と使い方や例文!褒め言葉or悪い意味?(類義語)

【二字熟語】
策士

【読み方】
さくし

【意味】
策略を立てることに巧みな人。好んで事をたくらむ人。

【語源・由来】
「策」は「はかりごと。計画。計画を立てる。」
「士」は「成人した男子。また、学識・徳行のあるりっぱな男子。」

【類義語】
利鞘、差損益、バランス

策士(さくし)の使い方

健太
ともこちゃん。残念な結果になったね。
ともこ
一生懸命策を練ったのに。
健太
正攻法で堂々とやらないと、策士策に溺れることになるよね。
ともこ
今回の失敗は、いい勉強になったわ。

策士(さくし)の例文

  1. 策士である健太くんが、いつ何を仕掛けて来るのか予想もつかない。
  2. 彼は政界では策士の名で呼ばれている。
  3. ともこちゃんのような策士には、あんなの朝飯前だろう。
  4. ここまでされて策士といわれる健太くんが黙っているわけがない。
  5. この事件の黒幕には相当な策士がいるようだ。

褒め言葉or悪い意味?

策士」は、「策略を立てることに巧みな人」、「好んで事をたくらむ人」という意味で使われます。

策略を立てることに巧みな人」は、頭の回転が速く、物事を思い通りに動かすことができる人をいいうので褒め言葉として使われます。

また「好んで事をたくらむ人」は、自分の利のために好んで策略を用いる人のことをいい、ずる賢く、狡猾な悪い意味で使われます。

褒め言葉、悪い意味の両方で使うことができる語なので、相手に誤解を与えないよう注意して使いましょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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