【二字熟語】
視線
【読み方】
しせん
【意味】
①目の向き。目で見ている方向。
②目の中心と、見ている対象とを結ぶ線。視軸 (しじく) 。
③他人を、また、他人が見る目付き。ある気持ちの表れた目付き。
【語源・由来】
「視」は「みる。目で見る。じっと見る。」
「線」は「糸のように細長いもの。棒状・ひも状のもの。」
【類義語】
目線
視線(しせん)の使い方
健太くんの家はマジックミラーを使っているのね。
外からの視線を遮りつつ、中からは外が見えて開放感があるからね。
それは便利ね。
これを開発した人は頭が良いよね。
視線(しせん)の例文
- 気が付くとともこちゃんと視線が合うことが多い。
- 事件の話をしたときに視線を逸らした健太くんが怪しい。
- 大きな音がしたので、そちらに視線を向けた。
- スポットライトの下で人々の視線を集める。
- 誰かの視線を感じて振り返ってみたが誰もいなかった。
「視線を宙に泳がせる」とは?
「視線」を用いた表現の一つに「視線を宙に泳がせる(しせんをちゅうにおよがせる)」があります。
「視線を宙に泳がせる」とは、目線をあちこちにそらすことをいいます。
【例文】
・健太くんは返答に困ったようで、視線を宙に泳がせた。
・ともこちゃんに強く追求された健太くんは視線を宙に泳がせた。
・人が視線を宙に泳がせる時は、ウソをつくための言い訳を考えていることが多い。