「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「専念」の意味と使い方や例文!「仕事に専念する」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
専念

【読み方】
せんねん

【意味】
① 一つのことに心を集中すること。そのことだけに熱心になること。専心。
②浄土門において、もっぱら阿弥陀仏の名号を唱えること。

【語源・由来】
「専」は「もっぱら。いちずに。そのことだけをする。」
「念」は「いちずに思いをこめる。」

【類義語】
打ち込む、専心、没頭、没入、一心、一途

【対義語】
制止、抑制、阻止

専念(せんねん)の使い方

健太
部活を引退して勉強に専念する時期だね。
ともこ
ここからは勉強三昧ね。
健太
これまで、充分青春を謳歌したから良いんじゃないかな。
ともこ
そうね。受験までは勉強に専念して、新しい環境で青春を謳歌しましょう。

専念(せんねん)の例文

  1. ちょうど手があいているので、あなたの件に専念できます。
  2. 目の前に美味しそうな食事が並んでいるのだから食事に専念したい。
  3. 仕事をセーブして、療養に専念する。
  4. 今は研究に専念したいので、結婚することはできません。
  5. 子育てに専念するために仕事をやめる。

「仕事に専念する」とは?

専念」を用いた表現の一つに「仕事に専念する(しごとにせんねんする)」があります。

仕事に専念する」とは、仕事にだけ集中するという意味です。

【例文】

  1. 仕事に専念したいのに、猫がパソコンの上に乗って邪魔をする。
  2. 仕事に専念できる環境を整える。
  3. 育児は妻にまかせて仕事に専念する。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



error: 右クリックはできません。