【二字熟語】
鮮明
【読み方】
せんめい
【意味】
あざやかではっきりしているさま。
【語源・由来】
「鮮」は「形・色がくっきりしている。あざやか。」
「明」は「光があってあかるい。はっきり見える。あかるさ。」
【類義語】
鮮やか、明瞭、くっきり、鮮烈、判然、明確
【対義語】
曖昧、模糊、不鮮明、漠然
鮮明(せんめい)の使い方
これは鮮明な映像だね。
鮮明だから、だれも反論できないでしょう?
これは、UFOの存在を認めざるを得ないね。
この写真を公開したら、世界的に話題になるわよ。
鮮明(せんめい)の例文
- 鮮明な映像の防犯カメラなので、万引き犯のしわまで見てとれる。
- あの時の記憶は、今でも鮮明に覚えている。
- 企業としての方向性を鮮明にする。
- 取材したことが頭の中で鮮明なうちに文章にする。
- 無理やり忘れていた恐怖が鮮明によみがえってきた。
「旗幟を鮮明にする」とは?
「鮮明」を用いた表現の一つに「旗幟を鮮明にする(きしをせんめいにする)」があります。
「旗幟を鮮明にする」は、四字熟語「旗幟鮮明(きしせんめい)」からです。
「旗幟を鮮明にする」とは、はたじるしがあざやかではっきりしていることをいいます。転じて、態度・主義・主張などをはっきりさせることをいいます。
【例文】
- 町長と村長は、町村合併について旗幟を鮮明にした。
- 綱領を改めて革新政党としての旗幟を鮮明にした。
- 知事任せにせず、国として、基地問題について旗幟を鮮明にすべきだ。