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「退潮」の意味と使い方や例文!「退潮傾向」とは?(類義語)

【二字熟語】
退潮

【読み方】
たいちょう

【意味】
①潮がひくこと。ひきしお。
②盛んだった勢いが衰えること。

【語源・由来】
潮がひく意。

【類義語】
引き潮、下り坂、凋落

退潮(たいちょう)の使い方

健太
日本は先進国の中で、年収が低い方なんだって。
ともこ
退潮の一途をたどっているわね。
健太
このままいくと後進国になるのかな。
ともこ
小さな島国なんだから大国と戦うには限界があるわ。これからは、経済よりも幸福度の高い国を目指した方が良いと思うわ。

退潮(たいちょう)の例文

  1. ロシア外交の国際的孤立が深まり退潮が目立つ。
  2. アメリカの批判的報道に対する動きが鈍く、退潮を示すものと思われる。
  3. 農業の退潮を食い止めるために、国の力が必要だ。
  4. 地方選に敗北し、自民党に退潮の兆しがみられる。
  5. 景気退潮が認識され始めた段階では、不況はかなり深刻化してしまっていた。

「退潮傾向」とは?

退潮」を用いた表現の一つに「退潮傾向(たいちょうけいこう)」があります。

退潮傾向」の「傾向」は、物事の大勢や態度が特定の方向に傾くことをいいます。

退潮傾向」とは、景気などが落ち込む流れにあるという意味です。

【例文】

  1. 様々な要因が重なり、退潮傾向に歯止めがかからなかった。
  2. かつては優勝争いをするようなチームだったが、最近は選手の移籍などで退潮傾向にある。
  3. 急激な円安で、経済は退潮傾向です。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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