【二字熟語】
不幸
【読み方】
ふこう
【意味】
①幸福でないこと。また、そのさま。ふしあわせ。
②身内の人などに死なれること。
【語源・由来】
「不」は「否定を表す語。…しない。…でない。」
「幸」は「運がよい。さいわい。」
【類義語】
幸、幸福
【対義語】
不幸せ、薄幸
不幸(ふこう)の使い方
みんな僕の不幸を喜んでいるんだ。
他人の不幸は蜜の味っていうからね。
人の幸せを喜ぶことができる人間になりたいな。
人間の本質だからしょうがないわよね。
不幸(ふこう)の例文
- 健太くんは、生涯不幸につきまとまれた。
- そういう顔をしていると不幸を呼び込むよ。
- 彼は不幸のどん底からはい上がって、今の地位を築いたんだ。
- 身の不幸を嘆いていても始まらない。
- 彼女の結婚生活は不幸なものになるだろう。
「不幸中の幸い」とは?
「不幸」は、「不幸中の幸い(ふこうちゅうのさいわい)」という表現で使われることがあります。
「不孝中の幸い」とは、不幸な出来事の中で、せめてもの慰めとなることをいいます。
【例文】
- 事故がこの程度で済んだのは不幸中の幸いだった。
- 死者が出なかったのは不幸中の幸いといえる。
- あの高さから転落したのに、擦り傷で済むとは不幸中の幸いというほかない。