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「拝受」の意味と使い方や例文!「受領 」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
拝受

【読み方】
はいじゅ

【意味】
受けることの謙譲語。

【語源・由来】
「拝」は「自分の動作に添える謙譲語。」

【類義語】
振起、受け取り、受領、査収

【対義語】
拝辞

拝受(はいじゅ)の使い方

ともこ
健太くんどこに行くの?
健太
神社に行くんだよ。
ともこ
お参りしたいことがあるの?
健太
御朱印を拝受しに行くんだよ。一緒に行こうよ。

拝受(はいじゅ)の例文

  1. お手紙拝受いたしました。
  2. 当社製品についての問い合わせメールを拝受いたしました。
  3. 免許皆伝を拝受した。
  4. 王様から密命を拝受しました。
  5. 勲章を拝受しました。

「拝受」と「受領 」の違いは?

拝受」に似ている語に「受領」があります。

受領」の意味は

①受けおさめること。受けること。領収。(例:受領書。)
②江戸時代。優秀と認められた職人や芸人が、国名を付した一種の官位を名乗ることを許されること。

拝受」は受けるという意味ですが、「自分の動作に添える謙譲語」の「」が含まれることから謙譲語として使われます。「拝受しました。」という表現で、目上の人に対して使います。

受領」も受けることを意味しますが、敬意は含まれていません。「拝受」よりも気楽な言葉で、日常生活で使われます。部費・会費などのお金を受け取ったことを「受領する」といいます。

また、ビジネスの場面でも「確かに受領いたしました。」という表現で使うことができます。

拝受」は何かを受け取ることの謙譲語、「受領」は物や金銭を受け取ることをいいます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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