【二字熟語】
察知
【読み方】
さっち
【意味】
おしはかって知ること。
【語源・由来】
「察」は「おしはかる。思いやる。」
【類義語】
感知、探知
察知(さっち)の使い方
昨日、また両親が大げんかをしたんだ。
大変だったわね。
最近では、両親が喧嘩しそうになると、危険を察知して愛犬が家の外に逃げるんだよ。
そういえば、夫婦喧嘩は犬も食わぬっていうわね。
察知(さっち)の例文
- 事故を未然に察知した。
- 危険を察知して逃げた。
- 事前に陰謀を察知する。
- ともこちゃんの機嫌が悪いのを察知して逃げる。
- 警察の動きを察知して犯人たちは逃げたようだ。
「察知」と「感知」の違いは?
「察知」に似ている語に「感知」があります。
「感知」は気配や様子から感じ取って知ること。勘づくこと。(例:事の重大性を感知する。煙感知装置。)
という意味です。
「察知」と「感知」はともに物事の状態や変化を知ることをいいます。
しかし、「察知」は情報や経験をもとにして推しはかって知ることをいうのに対し、「感知」は勘づくこと、つまり直観的・本能的に気づくことをいいます。