【二字熟語】
真意
【読み方】
しんい
【意味】
本当の気持ち・意向。また、本当の意味。
【語源・由来】
「真」は「うそのないこと。本当。まこと。」
「意」は「心の中の思い。気持ち。考え。」
【類義語】
本意、本心、本音
真意(しんい)の使い方
健太くんなんで突き飛ばすのよ。
車にぶつかりそうになっていたんだよ。
そうなの?健太くんの真意が分からなかったわ。
誤解がとけたのなら良かった。
真意(しんい)の例文
- 真意をはかりかねる。
- ともこちゃんに真意を明かした。
- 彼女の真意を尋ねた。
- 健太くんの真意が今になって分かった。
- 私の真意は生徒たちに伝わっていないようだ。
「真意」と「本意」の違いは?
「真意」に似ている語に「本意」があります。
「本意(ほんい)」は
①本当の気持ち。本心。真意。
②もとからの考え。本来の意志。本懐。本望。
③和歌・連歌・俳諧で、物の本質・あり方・情趣。物の美的本性。
という意味です。
「真意」と「本意」は「本当の気持ち。本当の意向、意志、希望など。」という意味は共通です。
「真意」は、表からはとらえにくい本当の心、また、表わしにくい真実の気持ちをいいます。
また、誤解されている気持ちなどに対して、本当の、また正確な気持ちという意味合いが強い点が「本意」と違います。
さらに、「本意」は「真意」と違ってもともとの願いという意味合いが強いです。