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「煩瑣」の意味と使い方や例文!「煩雑」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
煩瑣

【読み方】
はんさ

【意味】
こまごまとしてわずらわしいこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「煩」は「事が多くてうるさい。わずらわしい。」
「瑣」は「小さい。細かい。取るに足りない。」

【類義語】
煩雑、繁雑、面倒、厄介 など(文脈による)

【対義語】
明確な固定対義語はありません。「簡単」「簡潔」「簡略」などが文脈によって対照的です。

「煩瑣」の意味を簡単にいうと

「煩瑣」は、こまごまとした事柄が多く、わずらわしいことです。「煩瑣な手続き」「煩瑣を避ける」のように使います。

「煩雑」もわずらわしい点は共通しますが、煩瑣は細かな事柄が多いこと、煩雑は物事が込み入って複雑なことに重点があります。実際の用法では意味が重なる場面も多くあります。

煩瑣(はんさ)の使い方

健太
申請書の添付資料がたくさんあるね。
ともこ
細かな確認事項も多くて、かなり煩瑣な手続きね。

煩瑣(はんさ)の例文

  1. 煩瑣な手続きを要する。
  2. 申請には煩瑣な確認作業が伴う。
  3. 全て記載すると煩瑣になるので、ここでは一部にしておく。
  4. 細かな規定が多く、手続きが煩瑣になっている。
  5. 入力項目を減らし、煩瑣な作業を簡略化した。

「煩瑣」と「煩雑」の違いは?

「煩瑣」と似ている語に「煩雑(はんざつ)」があります。

「煩雑(はんざつ)」は「こみいっていてわずらわしいこと。また、そのさま。」をいいます。

「煩瑣」と「煩雑」は、わずらわしいという意味が同じです。

違いは、「瑣」と「雑」です。

「瑣」は「小さい。細かい。取るに足りない。」ことをいいます。対して「雑」は、「入りまじる。まとまりがない。」ことをいいます。

したがって、意味の中心を比べると、「煩瑣」は細かな事柄が多くてわずらわしいこと、「煩雑」は物事が込み入っていてわずらわしいことに重点があります。

ただし、実際には「煩瑣な手続き」「煩雑な手続き」のように、両方が自然に使える場面もあります。厳密に排他的な語ではありません。

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ABOUT US
北澤篤史漢字熟語・二字熟語の専門家
漢字熟語・二字熟語の意味や使い分けを研究・解説する専門家。ことわざ学会理事、2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
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