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「抜擢」の意味と使い方や例文!目上には失礼?(類義語)

【二字熟語】
抜擢

【読み方】
ばってき

【意味】
多くの人の中から特に選び出してある役目につけること。

【語源・由来】
「抜」は「多くのものの中からそのものだけを選び取る。」
「擢」は「ぬきんでる。ぬきだす。」

【類義語】
登用、採用、起用、選出

抜擢(ばってき)の使い方

健太
ともこちゃん。生徒会長になるんだって?
ともこ
もう聞いたの?
健太
まだ一年生なのに、異例の抜擢だね。
ともこ
生徒会長直々にお願いされたら断れないわ。

抜擢(ばってき)の例文

  1. 新人俳優を主役に抜擢する。
  2. 彼を官房長官に抜擢する。
  3. 30歳の若さで社長に抜擢された。
  4. ともこちゃんは、チームの一員に抜擢された。
  5. 一年生でレギュラーに抜擢された。

目上には失礼?

抜擢」は、大勢の中から、その人を目的に合う者、または、能力のある者として選び出し、特に重要な役目に付けることをいいます。

なので「抜擢」は、経験の少ない新人や若手に対して使います。

すでに能力が認められているベテランに「大抜擢ですね」というのは、失礼にあたります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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