【二字熟語】
不服
【読み方】
ふふく
【意味】
納得がいかず、不満に思うこと。また、そのさま。不満足。
【語源・由来】
「不」は「…ず。…でない。…しない。打ち消しの助字。」
「服」は「つき従う。」
【類義語】
不承不承、不満、不平、異存
【対義語】
承服、納得、了承、了解、得心
不服(ふふく)の使い方
敗訴した側が、裁判の判決を不当判決として、不服に思っているようだったよ。
裁判って長引くと大変よね。
時間もお金もかかるよね。不服に思っているということは、最高裁まで争うつもりなんだろうね。
100%白黒つけてくれるうそ発見器があれば、裁判の時間が短縮されるだろうな。
不服(ふふく)の例文
- この件に関して不服のある方は手をあげてください。
- 新しい部長のやり方に不服はありません。
- 今の仕事に不服はないので、転職するつもりはありません。
- 免職の決定を不服として訴えを起こしたが処分は覆らなかった。
- 彼は、その遺産の分配に不服があるようだった。
「不服」と「不満」「不本意」との違いは?
「不服」に似ている語に「不満(ふまん)」「不本意(ふほんい)」があります。
「不服」と「不満」の違いは?
「不満」は、「もの足りなく、満足しないこと。また、そのさまやそう思う気持ち。不満足。」という意味です。
「不服」も「不満」も、納得できない、満たされないと思うことという意味で、ほぼ同じ意味です。
「不服」と「不本意」の違いは?
「不本意」は、「自分の本当の望みとは違っていること。また、そのさま。」という意味です。
「不本意ながら」という表現で、自分の本当の望みとは違うが、という気持ちを表わします。
対して「不服」は、納得がいかず、不満という気持ちを表します。