【二字熟語】
傲然
【読み方】
ごうぜん
【意味】
おごり高ぶって尊大に振る舞うさま。
【語源・由来】
「傲」は「おごりたかぶる。」
「然」は「他の語に付けて状態を表す語。」
【類義語】
傲慢、横柄、尊大、傲岸、驕慢、不遜、居丈高、高圧的、威圧的、頭ごなし、我が物顔、猪口才、小賢しい
【対義語】
謙虚
傲然(ごうぜん)の使い方
昨日、あのケーキ屋でドラマの撮影が行われていたんだ。
俳優さんがいたの?
かっこよかったよ。サインをもらおうとしたんだけど、傲然とした態度で拒否されたよ。
売れている俳優さんの傲然たる態度はしょうがないわよ。
傲然(ごうぜん)の例文
- ともこちゃんは、女王様のように傲然としている。
- 傲然と肩をそびやかす。
- 傲然たる態度をとる。
- 腕組をして、我々の前に傲然と立ちはだかった。
- 彼に話しかける人たちを傲然と無視して通り過ぎていった。
「俄然」と「傲慢」の違いは?
「傲然」に似ている語に「傲慢(ごうまん)」があります。
「傲慢」とは、「おごりたかぶって人を見くだすこと。また、そのさま。」という意味です。
「傲然」も「傲慢」も、おごり高ぶるさまをいいます。
しかし「傲慢」は、人を見下すという意味に重きを置いている点が「傲然」と違います。