【二字熟語】
変調
【読み方】
へんちょう
【意味】
①調子が変わること。調子を変えること。また、その調子。
②調子が狂うこと。また、その調子。
③電信・電話・テレビなどの搬送波の振幅・周波数・パルスや位相を信号波で変化させること。
④楽曲の調子を変えること。移調。
【語源・由来】
調子が変わる意。
【類義語】
不順、不調
【対義語】
正調
変調(へんちょう)の使い方
健太くん。顔が真っ青よ。
身体が変調をきたしてつらいんだ。
少し横になってみたらどう?
貧血っぽいから、横になって休むよ。
変調(へんちょう)の例文
- 自律神経の変調によりめまいが生じる。
- 連日の徹夜が、身体に変調をもたらした。
- ともこちゃんの変調には気が付いていたが、原因は分からない。
- 台風が来ると、心身共に変調をきたす人が多い。
- 家を出るときにはなんの変調もなかったのに、脳溢血で帰らぬ人となった。
「変調をきたす」とは?
「変調」を用いた表現の一つに「変調をきたす」があります。
「変調をきたす」の「きたす(来す)」は、「結果として、ある事柄・状態を生じさせる。招く。」という意味です。
「変調をきたす」は、調子が変わること、普通と変わった調子であることという意味です。
【例文】
- 働き過ぎて体に変調をきたしました。
- 彼はその事を気に病んで、精神に変調をきたした。
- 夜遅くまで起きていると、サーカディアン・リズムに変調をきたす。