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「悲痛」の意味と使い方や例文!「悲痛な叫び」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
悲痛

【読み方】
ひつう

【意味】
あまりに悲しくて心が痛むこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「悲」は「かなしい。かなしむ。」
「痛」は「心がいたむ。悲しむ。」

【類義語】
沈痛、悲壮

【対義語】
歓喜

悲痛(ひつう)の使い方

ともこ
健太くんが悲痛な面持ちをしているから、みんな心配していたわよ。
健太
愛犬を亡くすという悲痛な出来事があったばかりだからしょうがないよ。
ともこ
悲痛な別れだったわね。
健太
急だったから、覚悟ができていなくてなおさらつらいよー。

悲痛(ひつう)の例文

  1. 娘を亡くした父親は、悲痛な面持ちだった。
  2. 悲痛な叫び声をあげる。
  3. 悲痛な表情を浮かべる。
  4. 助けを求める悲痛な叫び声が聞こえた。
  5. ともこちゃんの悲痛な声を聞くと、こっちまで泣きそうになった。

「悲痛な叫び」とは?

悲痛」は、よく「悲痛な叫び」という表現で使われます。

悲痛な叫び」の「叫び」は、
①大声をあげること。また、その声。
②他に向かって必死の思いでする主張。

という意味です。

悲痛な叫び」とは、「あまりに悲しくて心が痛んでいることを、必死の思いで主張すること。あまりに悲しくて大声をあげること。」という意味です。

【例文】

  1. 介護で苦しむ高齢者の悲痛な叫びに、政府は真摯に向き合うべきだ。
  2. 過酷な現場から、悲痛な叫びが多数寄せられています。
  3. 悲痛な叫びを吐露した。



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