【二字熟語】
反故
「反古」とも書く。
【読み方】
ほご
【意味】
①書画などを書き損じた不用の紙。ほぐ。ほうご。ほんぐ。
②転じて、役に立たない物事。
【語源・由来】
「反」は「裏返す。」
「故」は「使用済みの紙。」
【類義語】
約束を破る、約束を違える、約束をひるがえす、約束をすっぽかす、契約を破棄する、契約を無効にする、契約違反をする、取りやめる、白紙にする、なかったことにする、撤回する
「反故にされる」とは?
「反故」は主に「反故にされる」という形で使われます。
「反故にされる」は、「役に立たないものとされる。無駄にされる。約束や契約を破られる。」という意味です。
【例文】
- 感染者数が再び急増すれば緩和策は、反故にされるのではないか。
- 取り決めてもすぐに反故にされるから、あの国と首脳会談を開こうとする国はまず出てこないでしょう。
ニュースなどでも良く使われる言葉です。
反故(ほご)の使い方
あれ。今日はお父さんと遊園地に行くんじゃなかったの?
約束を反故にされたんだ。
あら残念。代わりに私と遊園地に行きましょうか。
それ、いいね。
反故(ほご)の例文
- 党が公約を反故にする。
- 約束を反故にする。
- 会社は組合との取り決めを反故にした。
- 健太くんとの約束は反故同然になってしまった。
- コピー用紙を何枚も反故にしてしまった。