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「反故」の意味と使い方や例文!「反故にされる」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
反故

「反古」とも書く。

【読み方】
ほご

【意味】
①書画などを書き損じた不用の紙。ほぐ。ほうご。ほんぐ。
②転じて、役に立たない物事。

【語源・由来】
「反」は「裏返す。」
「故」は「使用済みの紙。」

【類義語】
約束を破る、約束を違える、約束をひるがえす、約束をすっぽかす、契約を破棄する、契約を無効にする、契約違反をする、取りやめる、白紙にする、なかったことにする、撤回する

「反故にされる」とは?

反故」は主に「反故にされる」という形で使われます。

反故にされる」は、「役に立たないものとされる。無駄にされる。約束や契約を破られる。」という意味です。

【例文】

  1. 感染者数が再び急増すれば緩和策は、反故にされるのではないか。
  2. 取り決めてもすぐに反故にされるから、あの国と首脳会談を開こうとする国はまず出てこないでしょう。
ニュースなどでも良く使われる言葉です。

反故(ほご)の使い方

ともこ
あれ。今日はお父さんと遊園地に行くんじゃなかったの?
健太
約束を反故にされたんだ。
ともこ
あら残念。代わりに私と遊園地に行きましょうか。
健太
それ、いいね。

反故(ほご)の例文

  1. 党が公約を反故にする。
  2. 約束を反故にする。
  3. 会社は組合との取り決めを反故にした。
  4. 健太くんとの約束は反故同然になってしまった。
  5. コピー用紙を何枚も反故にしてしまった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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