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「補修」の意味と使い方や例文!「修繕」「修理」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
補修

【読み方】
ほしゅう

【意味】
壊れたり、傷んだりした部分をつくろうこと。

【語源・由来】
「補」は「欠けた所をつぎ足してうめる。足りない所をおぎなう。」
「修」は「手を加えてなおす。」

【類義語】
修理、修繕

【対義語】
破損

補修(ほしゅう)の使い方

ともこ
この道は、レンガが敷き詰められていて素敵だったのに、補修工事で台無しになってしまったわね。
健太
補修箇所が黒いアスファルトになってしまったね。
ともこ
一部だけアスファルトなんておかしいわよ。
健太
予算が無かったんだろうね。

補修(ほしゅう)の例文

  1. 重要文化財の補修が行われているため、公開は中止されています。
  2. 橋の補修工事には、三か月ほどかかりそうです。
  3. 外観は維持補修し、建物内部は最新のものにする。
  4. 戦争で被害を受けた箇所を補修しただけで、あとは当時のままです。
  5. 借りた家の床は沈んでいて補修されていなかった。

「補修」と「修繕」「修理」との違いは?

補修」に似てる語に「修繕(しゅうぜん)」「修理(しゅうり)」があります。

「補修」と「修繕」の違いは?

修繕」は、「壊れたり悪くなったりしたところを繕い直すこと。修理。」という意味です。

補修」も「修繕」も、なおすことをいいます。

しかし「補修」は、いたんだ部分を補ってなおすことをいいますが、見た目を気にせず、使えるように直すというニュアンスで使われることが多いです。

対して「修繕」は、できるだけ元の状態に近付けるようになおすというニュアンスで使われます。

「補修」と「修理」の違いは?

修理」は、「壊れたり傷んだりした部分に手を加えて、再び使用できるようにすること。修繕。」という意味です。

補修」も「修理」も、なおすことをいいます。

しかし「補修」は、いたんだ部分を補ってなおすことをいいますが、見た目などは気にせず、使えるように直すというニュアンスで使われることが多いです。

対して「修理」は、部品交換などを行い、元の状態になおすというニュアンスで使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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