【二字熟語】
人徳
【読み方】
じんとく
【意味】
その人に備わっている徳。にんとく。
【語源・由来】
「人」は「ひと。」
「徳」は「りっぱな行いや品性。」
【類義語】
品性、徳性、風格
人徳(じんとく)の使い方
この前一緒に仕事をした人たちが、また健太くんと仕事をしたいって言っていたわよ。
二度とやりたくないって言われるより断然良いよね。
健太くんの人徳ね。
人徳は後から備わるものじゃないから、人徳に恵まれてよかったよ。
人徳(じんとく)の例文
- ともこちゃんは、識見と人徳と人望がある。
- 人徳がない彼には、人に薫陶や影響を与えるというのは無理な話です。
- この会社の成功は、創業者の人徳によるところが多い。
- タレントの立候補は、有権者の政治への関心を高め、人徳や経験を生かすというメリットがある。
- 難局を切り抜けることができたのは、健太くんの人徳のおかげだ。
「人徳に恵まれる」とは?
「人徳」を用いた表現の一つに「人徳に恵まれる(じんとくにめぐまれる)」があります。
「人徳に恵まれる」の「恵まれる」とは、動詞「めぐ(恵)む」の未然形に受身の助動詞「れる」の付いた形で、よい機会・境遇・才能などが運よく与えられるという意味です。
「人徳に恵まれる」とは、生まれつき徳が備わっている、徳が運よく与えられているという意味です。
【例文】
- 人徳に恵まれた彼の陰口を叩く人はいない。
- 人徳に恵まれた彼女の意見なら、皆素直に耳を傾けるだろう。