【二字熟語】
自尊
【読み方】
じそん
【意味】
①自分で自分をすぐれたものと思いこむこと。うぬぼれること。
②自分を大切にし品位を傷つけないようにすること。
【語源・由来】
「自」は「みずから。自分の。自分で。」
「尊」は「たっとい。とうとい。たっとぶ。とうとぶ。」
【類義語】
自慢、慢心
【対義語】
卑下、卑屈、劣等感、自己否定
自尊(じそん)の使い方
健太くん。もうすぐ空手の大会ね。
また予選敗退だろうけどね。
空手に関わるものとしての自尊心はないの?真摯に空手と向き合うべきよ。
遊び半分でやるようでは空手に失礼だったね。
自尊(じそん)の例文
- 子供の自尊心を育む。
- 彼の自尊心をくすぐった。
- 健太くんには自尊の念が欠けている。
- ともこちゃんに振られてから、自尊や傲慢というものがさらさら無くなってしまった。
- そんなことをするのは健太くんの自尊心が許さなかった。
「自尊の念」「自尊心」とは?
「自尊」を用いた表現に「自尊の念(じそんのねん)」「自尊心(じそんしん)」があります。
「自尊の念」とは?
「自尊の念」の「念」は、 「思い。気持ち。」という意味です。
「自尊の念」は、うぬぼれの気持ちをいいます。
「自尊の念」は自分自身を相当な存在であると思うことをいいます。
「自尊心」とは?
「自尊心」とは、自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度。プライド。
という意味です。
「自尊心が傷つけられる。」というように使いますが、一般的に、日常会話では「プライドが傷つけられる。」と言い換えられます。