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「熟考」の意味と使い方や例文!「熟慮」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
熟考

【読み方】
じゅっこう

【意味】
よくよく考えること。

【語源・由来】
「熟」は「十分に。よくよく。」
「考」は「かんがえる。かんがえ。」

【類義語】
熟慮、心算

【対義語】
一考、速断

熟考(じゅっこう)の使い方

ともこ
健太くん。文化祭で何をやるか決まった?
健太
熟考の末、メイド喫茶をやることにしたよ。
ともこ
熟考の末がそれなの?ありきたりな気がするわ。
健太
せっかく一週間かけて考えたのに駄目出ししないでよ。

熟考(じゅっこう)の例文

  1. 私はこの件について熟考しました。
  2. 熟考を重ねた上での決断です。
  3. 大幅な改革をするのならば熟考を要します。
  4. その提案に関しては、まだ熟考中です。
  5. 慎重に熟考した上で結論を出しました。

「熟考」と「熟慮」の違いは?

熟考」に似ている語に「熟慮(じゅくりょ)」があります。

熟慮」とは、「よくよく考えること。十分に思いめぐらすこと。熟考。」という意味です。

熟慮」も「熟考」も、長い時間をかけて十分思いめぐらし、的確な判断をしようとすることをいい同じ意味です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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