奇妙の読み方・意味とは?(類義語・対義語)
【二字熟語】
奇妙
【読み方】
きみょう
【意味】
①珍しいこと。説明できないような不思議なこと。
②普通とは変わってすぐれていること。また、そのさま。
③非常に趣・おもしろみ・うまみなどがあること。また、そのさま。
ほんで、もう一つは「この人や物、普通とちゃうな、すごいわぁ」って思うときに使う言葉や。最後に、「うーん、これおもしろいなぁ、うまいなぁ」って、何か新しい発見があったり、楽しい経験をしてるときや、味の事なんかも言うんやな。
【語源・由来】
「奇」は「あやしい。ふしぎな。」
「妙」は「不思議な。おかしい。」
【類義語】
不思議、妙、奇怪、奇異、怪奇、怪異
【対義語】
平凡、普通
奇妙(きみょう)の解説
「奇妙」という言葉は、色んな意味があるんだよ。
1つ目の意味はね、とても珍しくて、普通じゃないこと、または、どうしてそうなったのか説明ができないような不思議なことを言うんだ。例えば、「奇妙な現象」って言ったら、説明できない不思議な出来事のこと。「奇妙に勘が当たる」っていうのは、普通では考えられないほど、予想や直感が正しいことを言っているんだよ。
2つ目の意味は、他のものと比べて、普通じゃなくて、特別にすぐれていること、また、その様子を指しているんだ。例えば、「奇妙な格好」っていうと、他の人とは全く違って、とてもユニークな服装や姿のことを指すんだよ。これは、他の人たちとは一線を画すような、独自のスタイルや方法を持っていることを言うんだ。
3つ目の意味での「奇妙」は、物事に非常に面白みや趣があること、または、味が特別にうまいという意味もあるんだよ。たとえば、普通じゃない面白い話や、変わってるけどおいしい食べ物なんかが、「奇妙」って言葉で表現されるんだ。「むむ、それは奇妙だ。世話でもそれを煮てくんな」〈人・春告鳥・初〉では、何か特別に面白い、または特別にうまいものに対して使われているんだね。
だから、「奇妙」という言葉は、不思議で説明ができないこと、普通じゃなくてすぐれていること、または、非常に趣や面白み、うまみがあることを表しているんだね。
奇妙(きみょう)の使い方
奇妙(きみょう)の例文
- 奇妙な服装の人たちが目の前にいる。
- 奇妙な形の家だった。
- それは奇妙な事件だった。
- 健太くんは奇妙なものを手にしていた。
- 一見奇妙だけれども、よく考えてみると当然かもしれない。
奇妙の文学作品などの用例
「奇妙」と「妙」の違いを解説
「奇妙」に似ている語に「妙(みょう)」があります。
「妙」とは、
①いうにいわれぬほどすぐれていること。きわめてよいこと。また、そのさま。(例:演技の妙。自然の妙。言い得て妙だ。)
②不思議なこと。奇妙なこと。また、そのさま。(例:妙な事件。夜中に妙な音がする。妙に憎めない人。
という意味です。
「奇妙」と「妙」は、不思議なことという意味が同じです。
「奇妙」の方が、「あやしい、ふしぎな」という意味の「奇」がある分、不思議のニュアンスが強いです。また、「妙」には、きわめてよいことという意味が含まれる点が「奇妙」と違います。
一方で、「妙」は、非常に優れている、または通常とは異なる不思議な状態や事柄を意味するよ。要するに、「妙」はより一般的で幅広い用法があり、「奇妙」はより特定の状態や事柄を表すんだ。
それに対して、「妙」は、なんかうまく言えんけど、通常とちゃうけど、ええ感じのことも含むんやな。もうちょっと幅広い感じか。たとえば、「この料理、妙にうまいわ~」みたいな使い方もするんやな。ちょっと似てるけど、ちょっとニュアンスがちゃうんやな。
次に、普通のものとは異なり、何か特別な特性やすぐれた点があること、そしてその特性を表すんだ。最後に、この言葉は、何かに非常に趣があったり、おもしろみ、うまみがあること、そしてその様子を示しているんだよ。