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「考慮」の意味と使い方や例文!「配慮」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
考慮

【読み方】
こうりょ

【意味】
(どうしたらいいかについて)判断を誤らないようによく考えること。

【語源・由来】
「慮」は「おもんぱかる。思いめぐらす。考える。」

【類義語】
勘案、考察

考慮(こうりょ)の使い方

健太
みんなで話し合ったけれども、なかなかいい案がでなかったね。
ともこ
健太くんが最後に言った案は考慮に値するものだったわよ。
健太
本当?
ともこ
ええ。もう少し具体的に計画を練って再提案してみましょう。

考慮(こうりょ)の例文

  1. 年齢を考慮させていただきます。
  2. 相手の立場を考慮する。
  3. 深い考慮が払われる。
  4. 考慮の余地はない。
  5. ともこちゃんの希望を考慮に入れた。

「考慮」と「配慮」の違いは?

考慮」に似た語に「配慮(はいりょ)」があります。

配慮」は、「心をくばること。心づかい。」という意味です。(例:慎重な配慮。配慮に欠ける。当人の気持を配慮する。)

【両語の違い】

考慮」・・・行う前に色々と考えること。
配慮」・・・相手のことを思いやり気にかけること。

考慮」は「」の「考える」という意味から、考えることを表す言葉で、「配慮」は「」の「注意を行き届かせる。」という意味から、相手を気にかけることを表す言葉であるという違いがあります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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