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「夢寐」の意味と使い方や例文!「夙夜夢寐」とは?(類義語)

【二字熟語】
夢寐

【読み方】
むび

【意味】
眠って夢を見ること。眠ること。眠っている間。

【語源・由来】
「寐」は、寝るの意。

【類義語】
夢の中

夢寐(むび)の使い方

健太
夢寐に神様が立ったんだよ。
ともこ
神様は何て言っていた?
健太
勉強しないで、毎日遊んで暮らしなさいって言われたんだ。
ともこ
それはきっと神様じゃなくて悪魔ね。

夢寐(むび)の例文

  1. 国に帰ることは、彼には赦されることであった。五十五日の船旅の後で、彼は夢寐にも忘れることの出来ない土を踏んだ。(島崎藤村、新生)
  2. 計らずもその夢寐に忘れざる姿を見たりし彼が思は幾計りなけんよ。(尾崎紅葉、金色夜叉)
  3. ともこちゃんのことを夢寐だも忘れない。
  4. 夢寐の間にも忘れないために目に焼き付けておく。
  5. 彼は成功に対して、夢寐にも忘れない執着心を持っている。

「夙夜夢寐」とは?

夢寐」を用いた表現の一つに「夙夜夢寐(しゃくやむび)」があります。

夙夜夢寐」とは、「朝から晩までいつも。一日中。寝ても覚めても思う。」という意味です。

出典は「後漢書」郎顗伝です。

【類義語】
・夙夜夢寤(しゅくやむご)

【例文】

  1. 離れていても夙夜夢寐、ともこちゃんのことを想っている。
  2. 健太くんは、夙夜夢寐、アイドルのことだけを考えている。
  3. 夙夜夢寐、健太くんはお金のこと考えているカネゴンだ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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