【二字熟語】
理知
「理智」とも書く。
【読み方】
りち
【意味】
①理性と知恵。また、本能や感情に支配されず、物事を論理的に考え判断する能力。
②(理智)仏語。真如の理と、それを悟る智慧。
【語源・由来】
「理」は「きちんと筋道を立てる。」
「知」は「物事を見抜く力がある。理解する能力。ちえ。」
【類義語】
知性、理性、知恵、インテリジェンス
【対義語】
蒙昧、情熱
理知(りち)の使い方
福袋の中をみたいな。
勝手に開けちゃだめよ。
でも、もう開けてしまったよ。大したものは入っていないな。
普通の人は、頭の中で理知に反対されてそういうことはしないのよ。
理知(りち)の例文
- ともこちゃんは理知的な話し方をする。
- 健太くんは、とても理知的な人だ。
- あの女優は理知的な顔をしている。
- 工学部には、理知的で美人な女性が多い。
- 人間には冷静に判断する理知がある。
「理知的」とは?
「理知」を用いた語に「理知的」があります。
「理知的」の「的」は、「…の。…のような。…に関する。」という意味です。
「理知的」とは、
①理知によって冷静に物を考え、行動するさま。
②理知に富んでいるようにみえるさま。
という意味です。
【例文】
- 日本人は理知的で真面目な人が多い。
- 彼は多方面に通じている理知的な作家です。
- 健太くんは理知的な女性が好みです。