【二字熟語】
震恐
【読み方】
しんきょう
【意味】
おそれおののくこと。
【語源・由来】
「震」は「こころ。精神。」
「恐」は「置かれた状態。」
【類義語】
恐怖、震悚、震慴
震恐(しんきょう)の使い方
音楽室に出るおばけが、生徒達を震恐させているよ。
みんなを震恐させているおばけは本物なの?
僕は見たことが無いんだけど本物みたいだよ。
これ以上騒ぎが大きくなる前に、お祓いをしてもらった方が良いわね。
震恐(しんきょう)の例文
- 大国が隣国に侵攻し、第三次世界大戦につながるのではと世界中を震恐させています。
- 昔の人間は、自然の力に震恐し、神として崇めたものだ。
- その残虐な事件は、世間を震恐させた。
- 普段温厚なともこちゃんの怒った顔は、クラス中を震恐させました。
- 先生の脅し文句は、生徒を震恐させるには十分すぎるものでした。
「心境」「恐怖」との違いは?
「震恐」に似ている語に「恐怖(きょうふ)」があります。
「恐怖」は、「おそれること。こわいと思うこと。また、その気持ち。」という意味です。
「震恐」も「恐怖」も、おそれることをいいます。
しかし「震恐」は、ふるえておそれることをいいます。