【二字熟語】
素性
「素姓」「素生」「種姓」とも書く。
【読み方】
すじょう
【意味】
①血筋。家柄。また、生まれ育った境遇。生まれ。育ち。
②来歴。身もと。
③出所。由緒。いわれ。
【語源・由来】
元々は「種姓」と書いた。
「種」は「共通の性質によって分類されるもの。」
「姓」は「かばね。血統や家系を示す名称。」
【類義語】
身元
素性(すじょう)の使い方
ともこちゃん。この時計可愛いよ。
聞いたことの無いブランドね。素性のわからないものは買いたくないわ。
ブランド志向だっけ?
職人さんが丁寧に作った素性が分かるものが好きなだけよ。
素性(すじょう)の例文
- 国産牛は素性がはっきりしているから安心だ。
- 素性の知れない男と付き合わないように。
- ともこちゃんは自分の素性を明かさない。
- 健太くんは素性のいかがわしい男だ。
- 私は健太くんの素性を知らない。
「素性を明かす」とは?
「素性」を用いた語に「素性を明かす」があります。
「素性を明かす」の「明かす」は
①物事をはっきりさせる。今まで隠していたことを明るみに出す。
②(「証す」と書く)疑わしい点をはっきりさせる。証明する。あかしを立てる。
③眠らず夜を過ごして、朝を迎える。
④明るくする。
という意味です。
「素性を明かす」とは身元をはっきりさせるという意味です。
【例文】
- 素性を明かしたくない理由があるようだ。
- 素性を明かさないミステリアスなミュージシャンとして人気があります。