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「嘆願」の意味と使い方や例文!「嘆願書」とは?(類義語)

【二字熟語】
嘆願

【読み方】
たんがん

【意味】
事情を詳しく述べて熱心に頼むこと。懇願。

【語源・由来】
「嘆」は「悲しんで、はあとため息をつく。なげく。」
「願」は「請い求める。ねがい。」

【類義語】
懇願、哀願、熱願

嘆願(たんがん)の使い方

健太
彼を許すよう校長先生に嘆願したんだけど、だめだったよ。
ともこ
結局停学処分になったそうね。
健太
悪いのは彼じゃないのにな。
ともこ
彼が悪者になった方が、大人からすると丸く収まるんでしょうね。何とかしてあげたいな。

嘆願(たんがん)の例文

  1. 地元住民は、路線バス開設の嘆願書を出した。
  2. 徳川家康に父の助命を嘆願し認められた。
  3. 裁判所に減刑嘆願書を提出すれば、刑の重さに影響することがある。
  4. ともこちゃんにもう少しそばに居てくれるよう嘆願した。
  5. やり直しを嘆願したが、予算と時間の都合で無理だった。

「嘆願書」とは?

嘆願」を用いた表現に「嘆願書(たんがんしょ)」があります。

歎願書」とは、事情を詳しく説明するとともに依頼内容を記した文書のことをいいます。

【例文】

  1. 署名を集め、嘆願書を政府に提出する活動を行った。
  2. 高齢のために収監を免除するよう嘆願書を提出した。
  3. 彼の留任を求める嘆願書を出した。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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