【二字熟語】
知悉
【読み方】
ちしつ
【意味】
ある物事について、細かい点まで知りつくすこと。
【語源・由来】
「知」は「しる。さとる。わかる。」
「悉」は「つくす。きわめつくす。」
【類義語】
博識、熟知、精通
【対義語】
無知
知悉(ちしつ)の使い方
ともこちゃん。彼のことを知ってる?
名前も家族構成も、趣味嗜好も知っているわよ。
なんでそんなに知悉しているの?
この学校の生徒の情報は、誰よりも知悉している自信があるわよ。
知悉(ちしつ)の例文
- この建物の内部については、あなたよりも知悉しています。
- 街を見渡せる高台に住んでいるため、街の人たちの生活を知悉していた。
- この島の地形を知悉している彼なら、隠れ場所に最適な場所を見つけることは簡単でしょう。
- 現場の業務を知悉し、かつITの能力も高い人材を責任者にしたい。
- 隅から隅まで法律を知悉していないと弁護士にはなれない。
「知悉」と「熟知」の違いは?
「知悉」に似ている語に「熟知(じゅくち)」があります。
「熟知」は、「細かなところまでよく知っていること。詳しく知っていること。」という意味です。
「知悉」も「熟知」もよく知ってることをいいますが、「知悉」は、知り尽くしていることをいうので、「熟知」よりも細かく知っていることを表す語です。