【二字熟語】
余程
【読み方】
よほど
【意味】
①程よいさま。
②かなり。ずいぶん。相当。よっぽど、
③すんでのところで。よっぽど。
【語源・由来】
ヨキホドの転。「余」は江戸中期以降の当て字。
【類義語】
大分、随分
【対義語】
少し、一寸
余程(よほど)の使い方
いつも大人しい彼が怒るなんて余程のことがあったんだろうね。
彼の家族をばかにするような発言があったらしいわよ。
それは、彼でなくても怒るね。
あんなに怒らせるなんて、ちゃんと謝るべきだわ。
余程(よほど)の例文
- 直ぐ翌日、又一人来た。今度は前の二人より余程愛想のいい・年齢も少しは上らしい男である。(中島敦、南島譚)
- 健太くんは余程不満だったようで、顔に出てしまっている。
- 自慢の長い髪を切るとは、彼女に余程のことがあったのだろう。
- 健太くんの妹はまだ幼稚園児だが、兄である健太くんより余程しっかりしている。
- 余程のことがない限り、この計画は中止にはしない。
「余程のことがない限り」とは?
「余波」を用いた表現の一つに「余程のことがない限り(よほどのことがないかぎり)」があります。
「余程のことがない限り」とは、相当のことがない限りという意味です。
【例文】
- 余程のことがない限り、その会議には出席するつもりです。
- 余程のことがない限り、拒否することはできない。