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「要因」の意味と使い方や例文!「原因」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
要因

【読み方】
よういん

【意味】
物事の成立に必要な因子・原因。主要な原因のこと。

【語源・由来】
「要」は「大切なところ。かなめ。」
「因」は「事の起こるもと。」

【類義語】
原因、起因、主因

【対義語】
結果、果て、終わり

要因(よういん)の使い方

健太
干上がった湖から恐竜の化石が発見されたんだって。
ともこ
恐竜が絶滅した要因がわかれば、人類の絶滅を防ぐことができるかもしれないわね。
健太
何が分かるのかわくわくするね。
ともこ
未知のウィルスが見つかる可能性もゼロじゃないからドキドキするわ。

要因(よういん)の例文

  1. 何らかの肉体的な病気ではなく、精神的なものが要因だとすると、完治までに時間を要するだろう。
  2. 温室効果ガスが、世界的な気候変動の要因といわれている。
  3. 感染症蔓延でキャンセルが相次いだことが赤字の要因です。
  4. ゴミ箱が生活感を出している要因だと思う。
  5. 野党共闘の後退が要因で与党が議席数を増やした。

「要因」と「原因」の違いは?

要因」に似ている語に「原因(げんいん)」があります。

原因」とは、「ある物事を引き起こすもと。また、その働き。」という意味です。

要因」は、主要な「原因」のことをいい、「原因」の中でも主だったものを表します。