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「存外」の意味と使い方や例文!「存外のご無沙汰」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
存外

【読み方】
ぞんがい

【意味】
物事の程度などが予想と異なること。また、そのさま。案外。副詞的にも用いる。

【語源・由来】
「存」は「思う。心得る。」
「外」は「一定の枠・意向などからはずれること。」

【類義語】
想定外、意外

【対義語】
案の定

存外(ぞんがい)の使い方

健太
今日は存外寒いね。
ともこ
手袋を持ってくればよかったわ。
健太
油断してしまったね。
ともこ
もう冬ね。

存外(ぞんがい)の例文

  1. 存外難しいものだ。
  2. 存外の成果をあげる。
  3. やってみたら存外やさしかった。
  4. 自分が知らないだけでそう言う人は存外多いのかもしれない。
  5. ともこちゃんは存外腹を立てていないようだった。

「存外のご無沙汰」とは?

存外」は、「存外のご無沙汰」という表現で使われます。

存外のご無沙汰」の「ご無沙汰」は「相手を敬って、その人への「無沙汰」をいう語。あなたさまへの無沙汰の意。長らく訪ねなかったり、便りをしないままでいたりすること。また、それをわびるあいさつに用いる語。」という意味です。

存外のご無沙汰」は、思いの外、便りや訪問をしないままでいたことという意味です。

主に無沙汰を謝罪するあいさつとして用いられます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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