【二字熟語】
退転
【読み方】
たいてん
【意味】
① 仏語。修行を怠り、一度得た悟りを失って低いほうに落ちること。
②落ちぶれて他の地へ移ること。
③中断すること。
④しだいに衰えること。
【語源・由来】
「退」は「身を置いていた場所や地位から去る。」
「転」は「方向を変える。変わる。変化する。」
【類義語】
七転八起、不撓不屈、勇猛果敢
退転(たいてん)の使い方
地元のサッカーチームがJ2に降格したわね。
次は不退転の決意でJ1に昇格してほしいよ。
夜飲み歩いている姿を見かけたから、心を入れ替えて、サッカーと真摯に向き合ってほしいわね。
その通りだよ。
退転(たいてん)の例文
- 全社一丸となって、不退転の決意で臨みます。
- 不退転の決意を持って、信頼回復に努めさせていただきたいと思います。
- 不退転の覚悟で新シーズンに臨む。
- 入社後、幹部から目をかけられていたが退転した。
- 古地図にその名はあっても、足を運ぶと退転してしまって存在しない村落が少なくない。
「不退転」とは?
「退転」を用いた表現の一つに「不退転(ふたいてん)」があります。
「不退転」は、
①信念を持ち、何事にも屈しないこと。
②「不退」に同じ。
という意味です。
【例文】
・不退転の決意で臨んでまいります。
・不退転の覚悟を見せる。
【類義語】
・不撓(ふとう)