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「退転」の意味と使い方や例文!「不退転」とは?(類義語)

【二字熟語】
退転

【読み方】
たいてん

【意味】
① 仏語。修行を怠り、一度得た悟りを失って低いほうに落ちること。
②落ちぶれて他の地へ移ること。
③中断すること。
④しだいに衰えること。

【語源・由来】
「退」は「身を置いていた場所や地位から去る。」
「転」は「方向を変える。変わる。変化する。」

【類義語】
七転八起、不撓不屈、勇猛果敢

退転(たいてん)の使い方

ともこ
地元のサッカーチームがJ2に降格したわね。
健太
次は不退転の決意でJ1に昇格してほしいよ。
ともこ
夜飲み歩いている姿を見かけたから、心を入れ替えて、サッカーと真摯に向き合ってほしいわね。
健太
その通りだよ。

退転(たいてん)の例文

  1. 全社一丸となって、不退転の決意で臨みます。
  2. 退転の決意を持って、信頼回復に努めさせていただきたいと思います。
  3. 退転の覚悟で新シーズンに臨む。
  4. 入社後、幹部から目をかけられていたが退転した。
  5. 古地図にその名はあっても、足を運ぶと退転してしまって存在しない村落が少なくない。

「不退転」とは?

退転」を用いた表現の一つに「不退転(ふたいてん)」があります。

不退転」は、
①信念を持ち、何事にも屈しないこと。
②「不退」に同じ。

という意味です。

【例文】
不退転の決意で臨んでまいります。
不退転の覚悟を見せる。

【類義語】
・不撓(ふとう)

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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