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「彼我」の意味と使い方や例文!「彼我の差」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
彼我

【読み方】
ひが

【意味】
かれと、われ。相手と自分。あちらとこちら。

【語源・由来】
「彼」は「向こうにある人や物をさす語。あの人。あれ。向こう。」
「我」は「われ。わが。自分。自分の。」

【類義語】
自他、両者

【対義語】
自我、単独、自己

彼我(ひが)の使い方

健太
日本は常にアメリカを意識しているけど、彼我の差は甚だしいよね。
ともこ
国土の面積が違うわよね。
健太
経済で勝とうとしても無理じゃないかな。
ともこ
ここは、知力で勝つしかないわね。

彼我(ひが)の例文

  1. 彼我の戦力が伯仲しているから、どうなるか結果は分からない。
  2. 彼我の距離は100mといったところだろうか。
  3. 彼我の主張は完全に食い違ったまま合意には至らなかった。
  4. 彼我の力関係を考えると、彼の言うことを聞くしかない。
  5. 彼我の兵力差が大きすぎるため、戦闘を避けたいと思う。

「彼我の差」とは?

彼我」を用いた表現の一つに「彼我の差(ひがのさ)」があります。

彼我の差」の「」は、「物事と物事の間の性質・状態・程度などの違い。へだたり。」という意味です。

彼我の差」とは、相手と自分の性質・状態・程度などの違いをいいます。

【例文】

  1. 怪我で一月休んだことで、彼我の差は大きくなった。
  2. 彼我の差がずんずん縮まり、健太くんの表情が強張っていることが見てとれた。
  3. 体格の違いから、彼我の差は歴然としている。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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