【二字熟語】
彼我
【読み方】
ひが
【意味】
かれと、われ。相手と自分。あちらとこちら。
【語源・由来】
「彼」は「向こうにある人や物をさす語。あの人。あれ。向こう。」
「我」は「われ。わが。自分。自分の。」
【類義語】
自他、両者
【対義語】
自我、単独、自己
彼我(ひが)の使い方
日本は常にアメリカを意識しているけど、彼我の差は甚だしいよね。
国土の面積が違うわよね。
経済で勝とうとしても無理じゃないかな。
ここは、知力で勝つしかないわね。
彼我(ひが)の例文
- 彼我の戦力が伯仲しているから、どうなるか結果は分からない。
- 彼我の距離は100mといったところだろうか。
- 彼我の主張は完全に食い違ったまま合意には至らなかった。
- 彼我の力関係を考えると、彼の言うことを聞くしかない。
- 彼我の兵力差が大きすぎるため、戦闘を避けたいと思う。
「彼我の差」とは?
「彼我」を用いた表現の一つに「彼我の差(ひがのさ)」があります。
「彼我の差」の「差」は、「物事と物事の間の性質・状態・程度などの違い。へだたり。」という意味です。
「彼我の差」とは、相手と自分の性質・状態・程度などの違いをいいます。
【例文】
- 怪我で一月休んだことで、彼我の差は大きくなった。
- 彼我の差がずんずん縮まり、健太くんの表情が強張っていることが見てとれた。
- 体格の違いから、彼我の差は歴然としている。