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「潤沢」の意味と使い方や例文!「豊富」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
潤沢

【読み方】
じゅんたく

【意味】
①つや。うるおい。
②物資や利益が豊富にあること。十分ゆとりのあること。
③恩恵を施すこと。

【語源・由来】
「潤」は「うるおい。めぐみ。」
「沢」は「使った後まで残る。」

【類義語】
豊富、贅沢

【対義語】
欠乏、枯渇、払底

潤沢(じゅんたく)の使い方

ともこ
この神社はきれいね。
健太
建て替えたばかりらしいよ。
ともこ
潤沢な経費があるのね。
健太
経営が苦しい神社が多い中で、この神社は健全経営をしているんだね。

潤沢(じゅんたく)の例文

  1. 研究資金は潤沢にあったので困ることは無かった。
  2. この国には潤沢な資源が眠っている。
  3. 食料がいつまでも潤沢にあるわけではないことを知るべきだ。
  4. 大手は広告費が潤沢にあるが、中小は同じようにはいかない。
  5. 邦画にはハリウッドのような潤沢な予算がないが良作が多い。

「潤沢」と「豊富」の違いは?

潤沢」に似ている語に「豊富(ほうふ)」があります。

豊富」とは、「ゆたかに富むこと。ゆたかにあること。たっぷりとあること。」という意味です。

潤沢」は、物が「豊富」にあることをいい、意味が通じる点があります。

しかし「豊富」は、十分にたくさんあることをいいます。

対して「潤沢」は、「豊富」よりもさらに多く、あまるほどあることをいいます。

また「潤沢」は、物資や利益の量の多さを表す語ですが、「豊富」は、「豊富な知識」「経験豊富」のように、幅広い用途で使われます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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