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「来臨」の意味と使い方や例文!「ご来臨の栄 」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
来臨

【読み方】
らいりん

【意味】
他人がある場所へ出席することの尊敬語。

【語源・由来】
「来」は「くる。やってくる。」
「臨」は「身分の高い者がその場に出むく。」

【類義語】
光臨、光来、来駕、枉駕、来車

「ご来臨の栄 」とは?

来臨」は、敬う意の接頭語「」を冠して「ご来臨」という形で使われます。

また、「ご来臨」は「ご来臨の栄」という形でも使われます。

ご来臨の栄」の「(えい)」とは、「ほまれ。名誉」ということで、「ご来臨の栄」は、出席してくださる栄誉という意味です。

パーティーや結婚式などの招待状、または、参加してくれたことに対する感謝状で使われることが多いです。

【例文】

  1. 何卒ご来臨の栄を賜りますようご案内申し上げます。(招待状)
  2. お忙しいところご来臨の栄を賜り 誠に有難く厚く御礼申し上げます。(感謝状)
近年では同じ意味同じ使い方で、「ご臨席」を使うことが多いですが、「ご来臨」、「ご来臨の栄」も使われます。

来臨(らいりん)の使い方

健太
何を書いているの?
ともこ
卒業式にご来臨下さいって招待状を書いているの。
健太
なになに?ご多忙のところ誠に恐縮ですが、ご来臨賜りますようよろしくお願い申し上げます。すごく丁寧だね。
ともこ
目上の人ばかりですからね。

来臨(らいりん)の例文

  1.  ご来臨を賜り光栄です。
  2. 天上から神がご来臨する。
  3. 式典は王様のご来臨を得て執り行われた。
  4. ご多用の折恐縮ですが、当セミナーにご来臨賜りますようご案内申し上げます。
  5. 女王のご来臨の栄を賜わった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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