【二字熟語】
追伸
【読み方】
ついしん
【意味】
手紙などで追記の文。また、そのはじめに書く語。追而書(おってがき)。なおなお書き。追啓。追白。
【語源・由来】
後から加えて申すの意。
【類義語】
二伸、再伸、追って書き
追伸(ついしん)の使い方
健太くん。手紙を書いているの?
そうなんだ。おばあちゃんに近況を報告しようと思ってね。あっ。書き終わったのに、書き忘れたことがあったぞ。
そういう時は、追伸って書けばいいのよ。
なるほど。追伸って便利だね。
追伸(ついしん)の例文
- 追伸としてひと言書き添える。
- 手紙に追伸をつける。
- 追伸に手紙の核心が書いてあった。
- 手紙の最後に追伸があった。
- 追伸に、桜が咲いたことが書いてありました。
「追伸」と「追記」の違いは?
「追伸」に似た語に「追記(ついき)」があります。
「追記」は「あとから付け足して、本文のあとに書き加えること。また、その文句。」という意味です。
【例文】
- 報告書への追記。
- DVDにデータを追記する。
- 契約書に但し書きを追記する。
【両語の違い】
「追伸」・・・手紙などで書き足したいことがある時に使う。
「追記」・・・本文に付け加える文章。
「追伸」は手紙で使われ、必ず相手がいます。「追記」は手紙以外で使われ、相手がいない場合がある点が違います。
「追伸」と「追記」は似ていますが、使う場面や、相手の存在の有無が異なります。