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「査収」の意味と使い方や例文!「ご査収」と「ご確認」の違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
査収

【読み方】
さしゅう

【意味】
よくしらべた上で受け取ること。

【語源・由来】
「査」は「しらべる。考える。明らかにする。」
「収」は「おさめる。あつめる。とりいれる。まとめる。」

【類義語】
受け取る、領収、受領、収受、接受、受理、受納、

【対義語】
拝受いたしました、受領しました、受理しました、領収しました

査収(さしゅう)の使い方

ともこ
健太くん。文化祭の企画書はできたの?
健太
書き直すよう校長先生に言われたから、修正して、再度ご査収くださいって渡してきたよ。
ともこ
次こそは受け取ってもらえるかしらね。
健太
そうだといいなあ。

査収(さしゅう)の例文

  1. 請求書を同封いたしましたのでご査収ください。
  2. メールにファイルを添付しましたので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。
  3. 査収の上、ご対応のほどよろしくお願いいたします。
  4. 再度ご査収のほどお願い申し上げます。
  5. 査収くださいますようお願い申し上げます。

「ご査収」と「ご確認」の違いは?

査収」は、接頭語「」をつけて「ご査収」という丁寧な表現で使われることが多いです。

その「ご査収」に似ている語に「ご確認」があります。

ご確認」は、「たしかにそうだと認めること。また、はっきりたしかめること。」という意味の「確認」を丁寧にした言葉です。

ご査収」は「よく調べて受け取る」という意味ですが、「ご確認」はたしかにそうだと認めることをいう語で、受け取るという意味がないので異なります。

相手が受け取るものがある場合は「ご査収ください。」といいます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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