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「克明」の意味と使い方や例文!「鮮明」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
克明

【読み方】
こくめい

【意味】
①細かいところまで念を入れて手落ちのないこと。また、そのさま。丹念。
②まじめで正直なこと。また、そのさま。実直。

【語源・由来】
「克」は「よく…する。十分に。」
「明」は「事がはっきりしている。」

【類義語】
丁寧、念入り、入念、丹念、周到

【対義語】
杜撰、適当

克明(こくめい)の使い方

健太
おじいちゃんの日記が発見されたんだよ。
ともこ
読んだの?
健太
うん。戦争中に起こったことが克明に記されてあったよ。
ともこ
それは後世に伝えていきたい内容ね。

克明(こくめい)の例文

  1. 克明な記録が残っている。
  2. 効果を克明に知る。
  3. 克明に調べる。
  4. 克明な観察記録ですばらしい研究だ。
  5. 授業の内容を克明にノートをとった。

「克明」と「鮮明」の違いは?

克明」に似ている語に「鮮明(せんめい)」があります。

鮮明」は
あざやかではっきりしているさま。(例:鮮明な印象。態度を鮮明にする。)

という意味です。

克明」は丹念なことをいいますが、「鮮明」はくっきりはっきりしている様をいう語なので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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