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「悋気」の意味と使い方や例文!「嫉妬」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
悋気

【読み方】
りんき

【意味】
男女間のことなどでやきもちをやくこと。嫉妬 (しっと) 。

【語源・由来】
「悋」は「やきもちを焼く。」
「気」は「心の働き。気持ち。」

【類義語】
ジェラシー

悋気(りんき)の使い方

ともこ
健太くん。そこの喫茶店で休憩しましょう。
健太
いいよ。でも外から見えにくい奥の方に座ってね。
ともこ
どうして?
健太
二人でいる所を彼女に見られたら、悋気のあまり刺殺されちゃうかもしれないよ。

悋気(りんき)の例文

  1. 悋気深い健太くんは、ともこちゃんが男子と話すだけで怒る。
  2. お玉ちゃんは悋気持ちで負けん気が強い。
  3. 男の悋気はみっともない。
  4. 悋気の鬼となったともこちゃんは、健太くんの携帯をチェックした。
  5. 健太くんの彼女の悋気がひどいらしい。

「悋気」と「嫉妬」の違いは?

悋気」と同じように使う語に「嫉妬(しっと)」があります。

嫉妬」は、
①自分よりすぐれている人をうらやみねたむこと。
②自分の愛する者の愛情が、他の人に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。悋気 (りんき) 。

という意味です。

悋気」と「嫉妬」は、ほぼ同じ意味で使われます。

悋気」は「嫉妬」の古い表現であると考えられています。

悋気」も「嫉妬」も男女間のやきもちをいいますが、「嫉妬」には、自分よりすぐれた人をうらやむという意味が含まれますが、「悋気」にその意味がない点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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