【二字熟語】
悋気
【読み方】
りんき
【意味】
男女間のことなどでやきもちをやくこと。嫉妬 (しっと) 。
【語源・由来】
「悋」は「やきもちを焼く。」
「気」は「心の働き。気持ち。」
【類義語】
ジェラシー
悋気(りんき)の使い方
健太くん。そこの喫茶店で休憩しましょう。
いいよ。でも外から見えにくい奥の方に座ってね。
どうして?
二人でいる所を彼女に見られたら、悋気のあまり刺殺されちゃうかもしれないよ。
悋気(りんき)の例文
- 悋気深い健太くんは、ともこちゃんが男子と話すだけで怒る。
- お玉ちゃんは悋気持ちで負けん気が強い。
- 男の悋気はみっともない。
- 悋気の鬼となったともこちゃんは、健太くんの携帯をチェックした。
- 健太くんの彼女の悋気がひどいらしい。
「悋気」と「嫉妬」の違いは?
「悋気」と同じように使う語に「嫉妬(しっと)」があります。
「嫉妬」は、
①自分よりすぐれている人をうらやみねたむこと。
②自分の愛する者の愛情が、他の人に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。悋気 (りんき) 。
という意味です。
「悋気」と「嫉妬」は、ほぼ同じ意味で使われます。
「悋気」は「嫉妬」の古い表現であると考えられています。
「悋気」も「嫉妬」も男女間のやきもちをいいますが、「嫉妬」には、自分よりすぐれた人をうらやむという意味が含まれますが、「悋気」にその意味がない点が違います。