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代替の読み方!「だいたい」と「だいがえ」正しいのは?

代替の読み方

読み方で悩みやすい漢字の一つに、「代替」があります。

問題

Q「代替」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?

次の3択から選んでみて下さい。

代替の読み方
  1. 「だいたい」
  2. 「だいがえ」
  3. 「だいたい」と「だいがえ」両方とも

 

このページでは、悩みやすい「代替」の読み方や意味について詳しく解説していきます。

「代替」の読み方は、「だいたい」?「だいがえ」?

読み方

代替の正しい読み方は、「だいたい」「だいがえ」どちらなのでしょうか。どちらも聞いたことがあるかもしれませんね。

「替」の音読みには「タイ」「テイ」があり、訓読みには「か(える)」「か(わる)」があります。

現在では、代替の読み方として「だいたい」「だいがえ」のどちらを使っても間違いではありません。つまり、どちらも正しい読み方ということになります。

正解は、③の「だいたい」と「だいがえ」の両方です。

ただし、「だいがえ」は代替の慣用読みです。代替の本来の読み方は「だいたい」でしたが、「だいがえ」と読む人が多くなり一般化したために、現在では「だいがえ」も正しい読み方となったものです。

広辞苑の「だいがえ」の項目には「(ダイカエとも)「だいたい」の重箱読み」とあります。重箱読みとは上を音、下を訓で読む読み方です。

「代替」の意味は、「だいたい」も「だいがえ」も同じ

意味

代替の意味は「他のもので代えること」「かわり」です。

「代」には「かえる」「かわりになるもの」の意味があります。一方、「替」にも「かえる」「かわる」「入れ替わる」の意味があります。

代替を用いた例文には「代替品として取り入れる」「鉄道の代替バスに乗る」があります。

【関連記事】
「代替」の意味と使い方や例文!「だいたい」「だいがえ」正しい読み方は?

まとめ

まとめ
  • 代替の読み方は、「だいたい」「だいがえ」のどちらも正しい。
  • 本来の読み方は「だいたい」だった。
  • 代替の慣用読み「だいがえ」も正しい読み方になっている。
  • 代替は「他のもので代えること」を意味する。