【二字熟語】
鈍感
【読み方】
どんかん
【意味】
感じ方がにぶいこと。気がきかないこと。また、そのさま。
【語源・由来】
「鈍」は「のろい。おろか。頭のはたらきや動作がのろい。」
「感」は「かんじる。」
【類義語】
鈍麻、鈍い、無神経
【対義語】
機転、感傷、敏感
鈍感(どんかん)の使い方
健太くん。こっちとこっち、どっちがおいしい?
どっちもおいしいよ。
味に鈍感な健太くんに聞いた私が間違っていたわ。
本当にどっちもおいしいのに。
鈍感(どんかん)の例文
- 花粉症で鼻がつまって、においに鈍感になっている。
- 鈍感な健太くんには、ともこちゃんが泣いている理由が分からないだろう。
- 鈍感でうぬぼれが強い男は女の子にもてないよ。
- 鈍感な耳の僕には、ドもソも同じ音に聞こえるよ。
- 健太くんは鈍感だから、ともこちゃんに嫌われていることに気が付いていない。
「鈍感な人」とは?
「鈍感」を用いた表現の一つに「鈍感な人」があります。
「鈍感な人」とは、感じ方がにぶい人、気がきかない人をいいます。
【例文】
- 人の心の機微に鈍感な人は、人に信用されないものだ。
- 余程鈍感な人じゃないかぎり、異変に気が付いていたはずだ。