【二字熟語】
明察
【読み方】
めいさつ
【意味】
①はっきりと事情・事態を見抜くこと。察しのよいこと。
②相手の推察に対する尊敬語。
【語源・由来】
「明」「察」ともに「明らかにする」
【類義語】
賢察、推察、見識、洞見、洞察
明察（めいさつ）の使い方
ともこちゃんの明察をもってすれば、将来を見通せるんじゃないの。
そんなの無理よ。
無理なのか。ともこちゃんをもってしても未来は分からないか。
分からない方が面白いじゃないの。
明察（めいさつ）の例文
- ご明察の通り、この問題はかなり複雑です。
- ともこちゃんのご明察には大変驚かされました。
- 事件はあなたのご明察の通りですよ。
- ともこちゃんは事情を明察した。
- 時勢を明察する才を備えていた。
「ご明察」と「ご名答」の違いは？
「明察」はビジネスの場面では「ご明察」という形で用いられることが多いです。
「ご明察」は「相手の推察に対する尊敬語」です。この「ご明察」に似た語に「ご名答」があります。
「ご名答」は「うまい答、みごとな答に対する尊敬語」です。
【両語の違い】
「ご明察」は「真相を見抜く」
「ご名答」は「出題の趣旨にぴたりと合った最上の答え」
状況をはっきり見抜いて正しく推察した時は「ご明察」、質問の答えが正解だった場合は「ご名答」といいます。
