【二字熟語】
柔弱
【読み方】
にゅうじゃく
「じゅうじゃく」とも読む。
【意味】
気力や体質が弱々しいこと。また、そのさま。じゅうじゃく。
【語源・由来】
「柔」は「しなやかで弱い。」
「弱」は「よわい。」
【類義語】
虚弱、頽廃、柔脆
【対義語】
強健、剛健、強固
柔弱(にゅうじゃく)の使い方
こんなに寒いのに、半袖短パンで走り回っている子供がいるよ。
子供は柔弱そうに見えて、案外強いわよね。
寒さを感じないのかな。
寒さを忘れるくらいに、楽しくてしょうがないんでしょうね。
柔弱(にゅうじゃく)の例文
- 健太くんは柔弱な男子です。
- 彼は子供の頃は豪傑だったのに、いつの間にか柔弱な男になってしまった。
- 柔弱な侍は軽蔑された。
- 柔弱で女性的な雰囲気のある男性です。
- 柔弱だった健太くんが、たくましい青年に成長した。
「柔弱は剛強に勝つ」とは?
「柔弱」を用いた語に「柔弱は剛強に勝つ(じゅうじゃくはごうきょうにかつ)」があります。
弱々しく見えても柔軟性のあるものの方が、力強くても硬直しているものよりも強い、ということをいいます。
「老子」の言葉である、「この世界で水より柔弱ものはないが、どんなに堅強なものでも、水を破壊することはできない。」からです。