【二字熟語】
思案
【読み方】
しあん
【意味】
①あれこれと考えめぐらすこと。また、その考え。
②心配。物思い。
【語源・由来】
「思」は「こまごまと考える。おもいめぐらす。おもう。おもい。」
「案」は「考える。」
【類義語】
考慮、思考、思索
【対義語】
気楽
思案(しあん)の使い方
いい解決策がないかしら。
みんなで思案を巡らすといい策が思い浮かぶんじゃないかな。
三人寄れば文殊の知恵っていうもんね。
そうだよ。みんなにも聞いてみよう。
思案(しあん)の例文
- 健太くんは思案顔だった。
- いいアイディアが浮かばず思案投げ首の体でした。
- 健太くんは、一人、思案に暮れています。
- 行く先をあれこれ思案する。
- ここは思案所だと思います。
「思案を巡らす」とは?
「思案」を用いた表現に「思案を巡らす」があります。
「思案を巡らす」の「巡らす」とは、あれこれと心を働かせるという意味です。
「思案を巡らす」は、あれこれと考えてみることという意味です。
【例文】
- 思案を巡らせている時、健太くんは必ず座禅を組む。
- 将来について思案を巡らす。
- ぼーっとしていたのではありません。思案を巡らせていました。