【二字熟語】
対案
【読み方】
たいあん
【意味】
すでにある提案に対して示す、別の案。
【語源・由来】
「対」は「向かい合う。二つが向き合う。」
「案」は「かんがえる。かんがえ。計画。」
【類義語】
代案
【対義語】
同一案
対案(たいあん)の使い方
健太くん。反対、反対っていうばかりじゃない。
だって反対なんだもん。
反対ならば、対案を出してよ。
あったら出しているよ。
対案(たいあん)の例文
- 納得させられる対案が出せていない。
- その案に、批判や対案が出された。
- 自然を保護したい反対派は対案を提出してきた。
- その市民グループは対案を主張した。
- 野党が対案を提示した。
「対案」と「代案」の違いは?
「対案」に似ている語に「代案(だいあん)」があります。
「代案」は、ある案の代わりに出す案という意味です。
「対案」も「代案」も、別の案という意味は同じです。
しかし「代案」は、「代案を用意しておく」のように、最初の案がだめだった場合の案という意味で使われます。
対して「対案」は、ある相手の案に対抗して出す案のことをいうので意味が違います。